質感表現として鏡面反射を正確に描くのは難しいですが適切に扱うことで絵力上がります。
鏡、金属、水面など反射が強いものの描き方として、
物が映り込む☓ 空間が反転して映り込む○
この意識が必要です。
広い面で反射が起こると大変なので光の斜線的なデフォルメで逃げることもあるかもしれません。
作画コストが高いのでやるなら効果的に扱いたいところです。
動画では6面に数字を振って
実像は1~3
床写像は6(底面)が見える
右壁写像は(右側面)が見える
左壁写像は(左側面)が見える
と実像では見えない面が見えるのも大きな特徴です。
1:設定
2:1次写像:反射面に実像が写り込んだ像
3:2次写像:反射面に反射面があり写り込んだ像
4:1次写像まで面の数字を振ってます 1上2正3左4右5背6底
5:写像の色分け 赤1次 青2次
6:距離による強弱を加えた例
反射面が複数あったり、合わせ鏡のような状態だと延々と繰り返すことにもなりますが作画コストや演出意図より取捨選択し、基本的には1次のみで十分なことも多いです。
正確さも重要ですが、写像が実像より強いとわかりにくいので絵的にもよくありません。
実像より弱くする、 離れるほど弱くするとわかりやすくなりますね。