イラストの歴史について

今やイラストにも様々な種類があります。 漫画絵をはじめ、3Dイラストレーションや鉛筆画、デジタル画、風景イラストなど様々あり、年齢やシーンに関わらず、 多くの人が幅広くイラストを楽しんでいます。


ですが、そのイラストの歴史の始まりについて詳しく知っている方は多くいらっしゃらないことでしょう。
そこで今回は、そのイラストの歴史についてご紹介させて頂きます。


イラストの歴史は、文字では表すことのできないものを絵によって表現することから始まり、印刷技術の発明により、 活字の他に絵による図版が登場して大量生産によって大衆化することで本格化したと言われています。 この頃には、新聞や図鑑、解剖図などで挿絵が登場してきます。


そして、19世紀後半には数多の文学作品に芸術的な挿絵が添えられ、西洋のイラストは黄金時代を迎えます。 印刷技術に伴い、ポスターが登場し、メディア媒体として大きな広がりを見せます。



ヨーロッパでは、アール・ヌーヴォーの画家やデザイナーが華を咲かせ、ラファエル前派、アーツ・アンド・クラフツ、ナビ派、 アール・デコなどの美術潮流と相互に影響を見せていきます。


19世紀末から20世紀初頭に、やや遅れてアメリカでもイラストの黄金時代を迎え、現代に至るまでのイラストレーションの原型がほぼ出揃っていきます。
そして我が国日本においても、1950年代後半には「イラストレーション」という名称が用いられるようになり、60年代に入るとグラフィックデザインから 独立をして、新たなジャンルを築くことになります。


現在では、写真使用の一般化に伴い新聞・雑誌などでの使用は減少しましたが、媒体自体は増加の傾向にあり、空間・環境・舞台・衣装・ウェブデザイン・ コンピュータゲームなど、その表現活動領域は大きく広がりを見せています。


少しではありましたが、イラストの歴史について紐解いてみました。
当イラスト制作会社においても、オンラインゲームなどの背景・風景イラスト制作を行っています。 ですので、お気軽にご依頼をなさってください。


            BACK